こんにちは。こどおじfiです。今回は金利について書いていこうと思います。
金利とは資金の貸借において借り手から貸し手に支払われる利益の割合のことを言います。
金利とは私たちの生活にも切っては切れない存在になっています。例えば、銀行に預金があれば「利息」という形で、一定の金額が入ったり、逆にローンなどを組むと、元金よりも余計に支払わなければなりません。車のローンなどで年率(年間の利率)○○%と記載されたのを見たことがあると思います。お金を借りる以上はただでは貸してくれません。必ず、金利を支払うことになります。
金利・利息・利子
金利…借り手が貸し手に対価として支払う金額の割合のこと。市場金利や政策金利などがあります。似た言葉に利率がありますが、借入時の元本に対する利息の割合という意味で使われます。
利息・利子…金利や利率から計算されて出る金額のことです。同じ意味ですが、受け取る側の貸し手は利息、支払う側の借り手は利子と言われます。
利回り…投資の成果として計算されるものです。運用益(売買損益+利息-手数料などのコスト)の割合を出して見るものです。投資において利回りは重要な判断材料となります。
金利が与える影響
金利が変動することで私たちの生活にも影響が出ます。
資金の借入に対する支払いが増えるため企業は設備投資なども消極的になります。個人でもローンなどを組めば支払いが増えるので消費が抑えられます。
借り入れるのに必要な資金が少なくなり借入れる企業は積極的に資金を借りて設備投資などを行い、物をどんどん作ります。個人でも消費が増えて物が売れるようになります。
金利が上昇することによって資金の流れが抑えられ、低下すると資金の流れが活性化されることになります。こうして日本では日本銀行、アメリカはFRB(連邦準備制度理事会)などが金利を調整しインフレなどをうまくコントロールして私たちの生活に影響が大きく出ないようにしています。
金利と聞くとわかりずらい部分もあるかと思いますが、私たちが生活するうえで重要な物です。知らないと、支払いが多くなってしまったり余計にお金を支払わなければならなくなることになり、資産形成にも影響を与えるので最低限の知識は身に着けるようにした方がいいかと思います。
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