株価指数とは
株価指数とは株式市場の値動きを表す指標のことです。対象の複数の銘柄を、計算式に当てはめ算出したもので投資家にとっての目安になるものです。今回はそんな指数を紹介したいと思います。
国内株式
1.日経平均株価(日経225)
日本経済新聞社が東京証券取引所に上場する約2,000銘柄から225銘柄を選び株価指数を算出したものです。原則年に一度見直されますが、上場廃止などで臨時に見直される場合もあります。株価の値動きが大きい銘柄に左右されます。
2.東証株価指数(TOPIX)
東京証券取引所に上場する約2,000銘柄全てが対象の指数です。1968年1月4日を基準日の時価総額を100ポイントとして現在と比較して算出されます。時価総額の大きな銘柄に左右されます。
外国株式
1.NYダウ
米国の株価指数のひとつです。米ダウ・ジョーンズ社が主要30銘柄から算出する指数です。ニュースでもニューヨークダウと聞いたこともあるかと思います。各銘柄の株価に左右されます。
2.S&P 500
S&Pダウジョーンズ•インデックス社が公表する指標です。ニューヨーク証券取引所、ナスダックに上場する企業500の銘柄が対象です。銘柄は定期的に見直されます。
ナスダック総合指数
ナスダックとは米国最大のベンチャー企業向けの株式市場です。IT関連やハイテク企業が多く含まれます。そのナスダックの上場企業約3,000銘柄を指数化したものです。
ナスダック100指数
上記のナスダックの上場企業の時価総額の上位約100銘柄を指数化したものです。
FTSE100
イギリスの代表的な株価指数です。ロンドン証券取引所グループと英国フィナンシャル・タイムズ社の合弁会社であるFTSEが公表しています。1983年12月31日の株価を1,000ポイントとして時価総額が大きい100者を対象にしています。
XDA
ドイツの株価指数であり、フランクフルト証券取引所に上場する優良企業40社を対象にしています。1987年12月30日の時価総額を1,000に定めて算出されています。
まとめ
・株式市場には市場の動きの目安となる株価指数がある。
・国内、海外のそれぞれ市場が変わればそこの指数がある。
・指数は組み入れている銘柄や内容に違いがある。
・インデックスファンドの値動きは指数の動きに連動したものが多い。
それぞれの市場では目安となる株価指数というものが存在しています。投資をする際に初心者でもやりやすいインデックスファンドも何かしらの指数に連動した投資成果を目指すものが多いです。その指数にはどんな銘柄が対象かを確認することができ、どこに投資するかの判断基準になります。購入の際には調べてみてはいかがでしょうか?
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