FIREへの道

金とは聞いたことのある方はたくさんいるのではないでしょうか?地球の鉱物の一つでとても希少価値が高い鉱物です。投資と言っても株式や債券だけでなく、金投資というものもあります。

金投資のメリット

1.世界各地で価値が共通している

金という実物のある資産(コモデティ)は株式や貨幣と違って世界共通にあるものです。貨幣は無価値になることもあるかもしれませんが(その国が破綻してしまったり…)金は金という世界共通の物であり希少性も高いことから価値は下がりにくく、換金もしやすいです。また、株式や債券とは違った値動きをするためリスクの分散にもなります。

2.インフレに強い

インフレによる物価の高騰があっても、金の価値は下がりにくいです。また、世界情勢や景気の動向で株式などは大きく下がることはありますが、金は価値が下がりにくく、守りの資産と言われています。

デメリット

1.元本割れのリスクがある

金の価格は下落しにくいとは言え、投資である以上買った時よりも価格が下がれば損は出ます。株式や債券などに比べれば下落しにくく安全ではあるものの元本保証はありません。

2.利息や配当金が出ない

銀行預金や株式、債券とは違い利息や配当金は出ません。金を保有していてもそれを運用しているわけではないのであくまで金の価値が全てです。そこから利息や配当金が発生することはありません。

3.紛失、盗難のリスクがある

自宅で保管すると紛失や盗難の心配があります。

4.手数料がかかる

金にも手数料がかかります。まず、買付時の手数料です。手数料は株式や債券、投資信託よりも高めです。続いて保管料です。販売業者で保管してもらうと手数料がかかります。その他この後紹介する金の投資信託やETFでもそれぞれ手数料がかかります。

金投資の種類

1.現物の金を買う

貴金属メーカーや地金商や商社などで金を直接買います。金貨、金地金などがあります。

2.投資信託

金に関する投資信託もあります。資金を出して、プロに運用してもらいます。間接的に金に投資すると言った感じです。株式や債券同様、手数料が取られます。主に証券会社で買えます。

3.ETF

金に関するETFもあります。リアルタイムで売買ができます。金の市場価格に連動するようになっています。主に証券会社で買えます。

4.純金積立

定額•定量で金を積み立てて買っていく方法です。一定量になれば現物として引き出すことができます。買付時、引き出す時に手数料が取られます。貴金属メーカーや証券会社、銀行で買えます。会社によっては保管手数料が無料のところもあります。その他スポット購入といって、タイミングを見て買付もできます。

まとめ

•金は世界共通の価値で実物を扱うため価値が下がりにくく、インフレにも強い。金という現物を保有するのことになるので価値がなくなることはまずない。

•元本割れ、盗難のリスクがあり銀行や証券会社に預けると手数料がかかる。また、利息や配当金はなし。

•金の買い方は、現物の金を買う、投資信託、ETF、純金積立がありそれぞれ貴金属メーカーや銀行、証券会社で買うことができる。

 

金投資について、株式や債券とは違った値動きをするのでリスク分散の意味で購入してもいいかもしれません。ただし何も考えずに買うと後でなんか違うと思うかもしれませんので、きちんと勉強して金を持つ意味を考えて購入した方がいいかと思います。

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